ソフトウェア・サービス
【ソフトウェア・サービスのグリーン商品制度】
SIIグループでは『SIIグリーン商品ラベル』制度を導入し、環境負荷の少ない環境配慮型製品の提供を積極的に進めてきました。
これまでのハード製品(機器、部品等)での運用に加えて、新たにソフトウェア・サービスにもグリーン商品ラベル制度の運用を開始しました。
今後もより幅広い分野で、環境配慮型製品を提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■ 評価方法の基本的な考え方
ソフトウェア又はサービスの導入により、導入前に比べて環境負荷(CO2)が増加する量と削減する量を算出し、トータルでCO2の低減効果が見込める場合をソフトウェア・サービスのグリーン商品認定の条件とします。
例えば、インターネットの利用などで文書を共有することにより、新たな機器の使用に伴う電力や通信が必要になり、CO2が増加することが見込まれます。しかし、同時に用紙の使用や人の移動、物の運搬等が不要となるために、増加分を上回る大幅なCO2が低減効果が見込まれます。
■ 環境負荷(CO2)の増減を評価する項目
1)物の使用、消費 | 紙、CD、消耗品など |
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2)物の移動 | トラック輸送など |
3)物の保管 | 図面、書類、機器などの保管 |
4)人の移動 | 車、電車、バスなどによる移動 |
5)オフィススペース | 人、機器などのスペース |
6)機器の電力使用 | PC、プリンタ、サーバーなどの消費電力 |
7)ネットワーク利用 | データ通信量 |
8)その他 | 上記以外で環境負荷の増減が見込めるものがある場合 |
■ グリーン商品としての判定基準
各評価項目の負荷の増減を合計して、トータルでCO2低減となることが必要条件で、さらに審査により、そのシステムの規模や削減効果を総合的に考慮してグリーン商品の認定を判断します。