グリーン購入から環境配慮型製品創出までの流れ
グリーン購入から環境配慮型製品創出までの流れ
① グリーン購入の取り組み

環境配慮型製品の創出には、部品や材料の一つひとつに及ぶまで環境に配慮していることが不可欠です。

SIIでは、1999年よりグリーン購入活動の取り組みを開始し、品質や価格だけの判断だけでなく、より環境負荷の少ない商品を購入しています。

生産材については「SIIグループ グリーン購入基準書」を用いてサプライヤーの環境管理体制や特定化学物質の含有/使用の有無を調査し、所定の基準を満たした物品をグリーン物品として認定しています。基準は定期的に見直し、2010年7月に改定しました。

また、生産材の他、事務用品類については電子購買システムを利用し、環境負荷の少ない商品を優先的に登録し、購入者が容易にグリーン購入できる仕組みを確立しています。




② 製品含有化学物質の管理

製品に関わる化学物質規制は、欧米から広まり世界各国で制定されつつあります。SIIでは、鉛、カドミウム、六価クロム、水銀、ポリ塩化ビニルの5物質を非含有管理対象物質と定め、製品に携わる事業部門を中心に体制を構築して含有化学物質の削減活動を推進しています。時計はもとより、大型プリンタ製品に至るまで、各国の含有規制を遵守したものづくりは勿論ですが、電子部品などの最終製品に組み込まれる製品は、規制以上に厳しい閾値への対応やハロゲンフリーなどの顧客からの要請にも対応しています。また、REACH規則※1での要求である、製品に含まれるSVHC(高懸念物質)※2については、継続的に含有把握をしています。その結果を踏まえ、次のステップとして削減・代替活動を推進していきます。


※1REACH規則:EUにおける化学物質の登録・評価・認可および制限に関する規則。

※2SVHC:REACH規則の付属書XIV「認可対象物質のリスト」への収載候補とすることを決定した高懸念物質(SVHC:Substances of Very High Concern)。



③ 環境に配慮した設計

SIIでは、各種設計ガイドライン、製品アセスメントガイドラインに基づいて、製品のライフサイクルにわたる環境負荷低減に配慮した設計を行っています。関連する他のガイドラインや基準はもとより、お客様のニーズの把握を含めて、各部門との情報交換など連携を取りながら、環境配慮型製品の提供に努めています。



④ 自社の蛍光X線分析装置を使って分析

特定化学物質が混入されやすい部品・部材については、有害物質の非含有を保証するために、グリーン購入基準書による調査の他、製造現場で規制物質の混入防止を確認しています。確認には、エスアイアイ・ナノテクノロジー(株)の蛍光X線分析装置を利用しています。

蛍光X線分析装置


⑤ 回収と再資源化

SIIでは資源の有効活用のため使用済みの製品や消耗品の回収と再資源化に取り組んでいます。


●カートリッジの回収

大判プリンターの使用済みトナーカートリッジ、廃トナーボトル等は回収を行っています。回収センターに集められたカートリッジ等は、分解し、素材毎にきめ細かく分別を行い、リサイクルしています。プラスチック類は破砕し、再びプラスチックの材料になり、金属類は、素材として再利用します。

このような適正な処理フローにより、回収したトナーカートリッジの約90%がリサイクル可能となっています。


●業界団体などを通じての回収・適正処理・再資源化
製品など 参加団体
データ通信カード
PHS音声端末
モバイル・リサイクル・ネットワークに参加
ボタン電池 ボタン電池回収推進センターに参加(社団法人電池工業会)
小形二次電池 一般社団法人JBRC に参加
容器包装 公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に委託


⑥ SIIの環境配慮型製品

「SIIグリーン商品」が累計1,000商品を達成

2010年9月、「SIIグリーン商品」が累計1,000商品を達成しました。SIIでは、2001年12月から「SIIグリーン商品」ラベル制度を導入しています。(P24参照)2002年3月に第一号として、4製品を認定して以来、民生品に限らず、産業用製品や部品、OEM製品も含め、SIIの全製品を対象にグリーン商品の創出に取り組んでき ました。

SIIグリーン商品基準は、常に業界のトップレベルを見守りながら、2年に1度、基準の見直し・改訂を行い、先進性を維持しています。また、環境部門だけではなく、全事業部門の開発・設計者がお互いに評価をして認定を行い、公平、客観的で広い見地からの審査に加え、事業部間の情報交換も行えることで、全社的なグリーン商品の底上げも進めています。


ソーラー充電器

世界No.1レベルの高効率を実現(SIIハイグレードグリーン商品)

単結晶高効率太陽電池に、SIIが開発したチャージポンプICと携帯機器としては初めてのMPPT機能を組み合わせることで、従来比約1.4倍の高効率発電が可能。快晴時は携帯電話などを4~5時間でフル充電できます。エネルギー・ハーベストによりCO2削減に貢献し、アウトドア活動や災害時にも活躍します。太陽電池モジュールはガラスの代わりに樹脂を採用して軽量化①グリーン購入の取り組みも図っています。


NTTドコモ様の商品例

NTTドコモ様の商品例


電子辞書

全てがグリーン商品に認定

SIIの電子辞書は全ての製品がグリーン商品に認定されています。SII独自のダンパーシェル構造を採用し、液晶パネルの割れを大幅に削減することで、製品の長寿命化に貢献しています。専門性の高いコンテンツをPASORAMA※1で便利に使いこなせる機能を備えた製品を揃えています。


エンジニア向け電子辞書SR-G9003

エンジニア向け電子辞書SR-G9003


大判マルチファンクションプリンター

エコマーク認定商品

LP-2050/2030/1030は3R設計、省エネ設計、プラスチックのハロゲンフリー化、再生プラスチックの採用などを進め、エコマーク認定を受けています。LP-2050は設置面積が従来機比80%とコンパクトな上、高速プリントエンジンと最速240mm/秒の高速スキャナーで、業務の生産性向上に大きく貢献します。


LP-2050-MF

LP-2050-MF


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