
現在、企業ネットワークにおいて、IP電話の普及、TV会議の利用、シンクライアントベースの運用形態の増加など、さまざまな特性を持つトラフィックの融合が進行しています。BlueBrickEXは、SII ATM製品群で培った通信品質(QoS)技術をネットワークアクセスの標準であるイーサネットにまで拡大進化させた、待望のイーサネットアクセスデバイスです。広帯域マルチサービス時代を迎えた企業ネットワークのニーズに、的確な機能と高い信頼性で応えます。
マルチサービスを支える充実のQoS機能
クラシファイ
受信したイーサネットフレームが持つVLAN ID、CoS値、IPアドレス、ToS値、TCP/UDPポート番号などの情報を基に、各フレームにストリーム、クラス、カラーの識別情報をマーキングします。
- ストリーム
- 同じストリーム識別情報を持つフレームのまとまりです。ストリーム単位に送信帯域を制御(シェーピング)することができます。1つのストリームには、1つ以上のクラス(最大8クラス)が属しています。
- クラス
- 同じストリームに属し、同じクラス識別情報を持つフレームのまとまりです。ストリームに複数のクラスがある場合、それぞれのクラスに異なった優先度または帯域比率を設定できます。
- カラー
- 各フレームに3段階の優先度(GREEN,YELLOW,RED)のいずれかをマーキングできます。クラスでフレームの廃棄を行う場合の廃棄条件や廃棄率を、カラー毎に設定することができます。
ポリサー
イーサネット物理ポートの最大受信レートを設定します。最大受信レートを超えてフレームが受信された場合、VLAN毎に廃棄方法を選択できます。特定の VLANに属するフレームの転送処理が妨げられないように、他のVLANの受信に制御を設けたい場合などに有効です。
フレーム廃棄機構
各クラスはフレーム廃棄機構を持っています。あるクラスでトラフィックが輻輳し、あらかじめ設定したしきい値を超えて送信待ちフレームが滞留しはじめると、各フレームのカラーに基づいて、指定した廃棄率でフレームを廃棄します。
優先制御・帯域制御
ストリーム内の各クラスに優先度を設定した場合、高い優先度を持つクラスのフレームが、常に先発で送信されます。音声などを最優先クラスに割り当てることで、遅延やゆらぎに敏感なトラフィックを絶対優先で送信することができます。また、各クラスに帯域比率を指定した場合、それぞれのクラスの帯域が、ストリーム内で設定した比率を占めるように送信を制御します。
ストリームシェーピング
ストリーム毎に最大送信レートおよび最低保証送信レートを1kbps単位で設定できます。VLAN毎にストリームを設定すると、各VLANに対応する部門内通信やアプリケーションに対して適切な帯域配分が可能です。また、WANサービスを介して接続されている拠点毎にストリームを設定し、各拠点への送信帯域を制御することで、対向拠点側アクセス回線の契約帯域以上のトラフィック発生によるフレーム廃棄を防ぐことができます。
物理ポートシェーピング
イーサネットポートの最大送信レートを1kbps単位で設定できます。WANサービスのアクセス回線の契約帯域に送信レートを制限することが可能です。
優先制御カラーリング
送信するフレームのCoS値またはToS値を、クラシファイしたカラーに応じて書き込むことにより、広域イーサネットサービスまたはIP-VPNサービスの提供する網内優先制御サービスを利用することができます。
価格表
| 型式/名称 | 価格(円) | 備考 |
|---|---|---|
| NS-3510-10 ハードウェア本体 |
498,000 | 10BASE-T/100BASE-TX x 2 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T x 2 コンソールポート x 1 AC100V仕様 |
| 型式/名称 | 価格(円) | 備考 |
|---|---|---|
| NS-511 ダイアグソフト |
50,000 | 自己診断ソフトウェア(通常使用では不要) |
| NS-512 セットアップカード |
30,000 | バックアップ用CFカード (※NS-3510には標準添付されています。) |

