Episode 2  スイスに追いつき、世界の頂点へ


戦後復興の次に目指したのは、時計王国スイスに追いつき、世界の頂点に立つことだった。近代的な生産技術導入とともに、加工機の独自設計や材料開発などの生産革新を進め、精度、信頼性ともに国際水準に達した機械式腕時計の量産化を実現。さらに‘70年には、世界初のCMOS ICを搭載したクオーツウオッチを開発、世界の時計市場を席巻していく。

組立ベルトコンベアライン(1958年)

スイス勢以外では世界初となるオリンピック公式計時(1964年)

精度を競うヌシャテル天文台コンクールでシリーズ賞2位を受賞(1967年)

世界初のCOMS IC搭載クオーツウオッチ(1970年)

Episode 1 創業から奇跡の戦後復興へ Episode 3 多角化で第二の創業を目指す