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Job Interview 01

ミクロンオーダーの酸化銀電池の設計に、
SIIで築いたあらゆる知見と経験を注入。

Hirotaka Hiramatsu

2011年入社

マイクロエナジー事業部
ME技術開発部 ME技術開発二グループ

Career

2011

非水系リチウム電池の開発

設計開発だけでなく、製造・販売など幅広い仕事に携われるSIIに魅力を感じ入社。当時事業部の中で新しく製品化を目指し発足した非水系リチウム電池の開発に携わる。

2013

主力製品である酸化銀電池の開発担当に

主に腕時計に使用される酸化銀電池の開発担当に。酸化銀電池は直径が4mm~11mm、それぞれ数種の厚みの違いを有するため、製品ごとに仕様を確定して設計開発。さらに、新規設備の導入や量産製品の品質改善、営業活動の技術サポートまで幅広い業務を担当する

#01

Job

酸化銀電池を安定供給するために、
設計から量産体制の構築までカバー

腕時計をはじめ様々な小型電子機器に使用される酸化銀電池の開発を担当しています。お客さまから要望をヒアリングし、解決策を提示。承諾を得られたら設計開発に進みます。お客さまが製品の性能や品質に加え重要視しているのは、安定して供給できるかということ。5年後10年後も安定して製品提供するためには自社の生産能力や将来想定される市場規模、さらに酸化銀電池はサイズ展開が豊富なため、材料調達や生産管理などについても考慮して設計します。そして、設計して終わりではなく、量産のための準備や材料調達、製造現場との調整まで行います。一つの製品に対して責任をもって幅広く関われるのは、この仕事のやりがいだと感じています。

時には、営業に同行し技術サポートとして直接お客さまへのフォローも行います。酸化銀電池に関する疑問や不安に対し、データや事例を提示し、お客さまに納得いただくまで丁寧に説明します。

仕事のポリシーは、社内外の誰かが自分の仕事によって何かしらの価値を受け取っていることをイメージし、その価値を実現するために何ができるかを考えながら業務に取り組むこと。そのためにも、お客さまや同僚の率直な意見を積極的に吸収するようにしています。さまざまな情報に接することで、改善の種だけでなく、自分の抱えている課題に対する新たなアプローチが生まれることもあります。

仕事内容を一言でいうと。

ミクロンオーダーの酸化銀電池の設計から量産体制の構築まで、
責任を持ち一貫して取り組む仕事。

#02

Episode

お客さまとの対話で、

この仕事の社会的意義を実感

2016年、海外の大手メーカーのお客さまの元に営業同行した時のことでした。新規の酸化銀電池の開発・量産立ち上げにあたって生じた課題の解決策について、英語で直接議論したことが印象に残っています。ネイティブではない英語でのコミュニケーションでも認識に齟齬が生まれないよう、イラストを使った資料やデータを万全に準備して臨み、技術的な内容について詳細な議論を交わしました。お客さまが何を求め、その中で我々は何ができるかすり合わせを行い、解決策を提案したところ、お客さまの合意を得ることができ、無事量産に向けて動き出すことができました。

海外のお客さまと直接対話することで新しい刺激を受けましたし、自分の仕事が世界の誰かの役に立っているのだと肌で実感することができました。設計開発だけに集中するのではなく、営業同行などお客さまと接する機会を設けてくれるSIIに入社してよかったと、改めて感じた経験でした。

この仕事の一番すきなところ。

設計して終わりではなく、量産立ち上げから営業の技術サポート、
出荷・販売まで、メーカーでの仕事の一連の流れを経験できるところ。

#03

Future

SIIの事業拡大に貢献するために、
チーム力を強化していく

設計開発の業務を通じて製品競争力を向上させ、市場やお客さまに対して最適な選択肢になる製品を提供すること。担当製品のさらなる事業拡大こそが、私の使命だと感じています。

これらを実現するためには、個人の仕事を一つひとつ着実に推進していくことも重要ですが、チームとして力を倍増させることも必要です。そのためにも後輩育成に力を入れ、チームで成果を上げることを目指しています。後輩育成では基本的には相手の考え方を尊重し、必要があればしっかりとフォローすることを意識。実際に試行錯誤をしながら経験することが、何よりも本人の成長につながると考えています。また、新機種の製品化や安定した製品製造には他部門との連携が必要不可欠です。設計部門として各部門と積極的にコミュニケーションを図り、円滑に製品製造ができるようサポートすることも自身の役割と考え活動しています。

そうして、ものづくりに対する幅広い経験と知識を身につけて成長し、SIIの事業拡大に貢献していきたいと考えています。

仕事を通じてどのように
社会に関わりたいか、を考える。
そこから仕事の意義や
自分の役割が明確になり
やりがいや成長の実感に繋がっていく。