グリーンプロダクツの進化

グリーンプロダクツの進化 -環境に配慮した製品・貢献する製品-

SIIでは3つのグリーン「グリーンプロセス・グリーンプロダクツ・グリーンライフ」を環境経営の基本コンセプトにしています。
中でも、グリーンプロダクツ、すなわち環境に配慮し、また貢献できる製品を創出していくことはメーカーの使命だと考え、SIIの技術理念である「匠・小・省」をベースに、環境に配慮した製品・貢献する製品を提供しています。

グリーンプロダクツの進化
グリーン商品
2001年12月 グリーン商品ラベル制度導入 グリーン商品ラベル
2006年10月 ハイグレードグリーン商品ラベル制度導入 ハイグレードグリーン商品ラベル

グリーンプロダクツplus
2010年7月 SIIグリーンプロダクツplus(プラス)の概念を発表
グリーンプロダクツplus

グリーンプロダクツplus概念図

提供範囲の拡大
2013年3月 グリーン商品ラベル制度のソフトウェア・サービスへの運用開始

■ 評価方法の基本的な考え方

ソフトウェア又はサービスの導入により、導入前に比べて環境負荷(CO2)が増加する量と削減する量を算出し、トータルでCO2の低減効果が見込める場合をソフトウェア・サービスのグリーン商品認定の条件とします。
例えば、インターネットの利用などで文書を共有することにより、新たな機器の使用に伴う電力や通信が必要になり、CO2が増加することが見込まれます。
しかし、同時に用紙の使用や人の移動、物の運搬等が不要となるために、増加分を上回る大幅なCO2が低減効果が見込まれます。

ソフトウェアサービス導入

■ 環境負荷(CO2)の増減を評価する項目

1)物の使用、消費 紙、CD、消耗品など
2)物の移動 トラック輸送など
3)物の保管 図面、書類、機器などの保管
4)人の移動 車、電車、バスなどによる移動
5)オフィススペース 人、機器などのスペース
6)機器の電力使用 PC、プリンタ、サーバーなどの消費電力
7)ネットワーク利用 データ通信量
8)その他 上記以外で環境負荷の増減が見込めるものがある場合

■ グリーン商品としての判定基準

各評価項目の負荷の増減を合計して、トータルでCO2低減となることが必要条件で、さらに審査により、そのシステムの規模や削減効果を総合的に考慮してグリーン商品の認定を判断します。

グリーンプロダクツ創出のプロセス

SIIのグリーンプロダクツの創出には、部門を越えた横断的な協力体制のもと取り組んでいます。また、グリーン購入を通じてサプライヤーの皆様にもご協力をいただいています。

グリーンプロダクツ創出のプロセス