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バッテリ寿命 10 年、測温抵抗体の温度データを無線送信するリモート I/O ノードを販売

セイコーインスツル株式会社(社長:遠藤洋一、本社:千葉県千葉市、以下SII)は、920MHz帯無線を利用した無線センサネットワーク「ミスター省エネ」から、測温抵抗体で測定した温度データの無線送信が可能な「リモートI/Oノード:2AI:RTD SW-42B0-1200」を12月下旬より販売開始します。

29. SW-42B0-1200 (1)

無線センサネットワーク「ミスター省エネ」は2012年の販売開始以来、温度、湿度、CO₂、照度、振動、電力、電流、パルスの見える化やModbus機器の制御など、幅広い製品ラインアップを展開し、工場やビル、映画館などの多様な現場で多くの導入実績を重ねてきました。

そうした中、工場などにある高温の配管やダクトの温度監視については、測温抵抗体を使って測定が行われていますが、「ミスター省エネ」をご利用のお客様から、測温抵抗体の温度データも無線で送信できるようにしてほしいとの要望があり、このたび新たに本製品をラインアップしました。

お使いの測温抵抗体に、「リモートI/Oノード:AI:RTD  SW-42B0-1200」を接続するだけで、温度データを手軽に無線で送信することが可能になります。バッテリ駆動のため電気工事が不要で既存設備への後付けやレイアウト変更にも柔軟に対応します。さらにバッテリ寿命は10年と長く、充電や電池交換の必要はありません。

「ミスター省エネ」に本製品が加わることで、より多様な環境センシングの提供と監視業務の効率化に貢献してまいります。

【主な特長】
1.バッテリ駆動で電源工事不要、設置の自由度が大幅向上
バッテリ駆動のため、電源工事が不要です。設置場所を選ばず、既存設備への後付けやレイアウト変更にも柔軟に対応できます。

2.バッテリ10年寿命で、長期間安心して使用可能
バッテリ寿命は10年と長寿命設計となっており、長期間にわたりバッテリ寿命を気にせずご利用いただけます。

3.配線不要で安定した通信が可能
920MHzの特定小電力無線の通信モジュールを採用しており、2.4GHz帯に比べて障害物の影響を受けにくく、工場内や建物内でも安定した通信が可能です。

4.2台の測温抵抗体で測定したデータの送信が可能
接続端子が2つあるため、2台の測温抵抗体を接続して測定データを送信することが可能です。
※ModbusはSchneider社が開発した通信プロトコルの名称です。また、MODBUSはSchneider社の登録商標です。

<仕様>

製品名  リモートI/Oノード 2AI:RTD
型番   SW-42B0-1200
入出力仕様   アナログ入力 接続対象 測温抵抗体
Ch数 2
アナログ出力 温度
通信周波数   920MHz帯(特定小電力無線 ARIB STD-T108)
通信距離 見通し100m以上(屋外環境下) ※1
測定温度範囲 -70~310℃(Pt100 / Pt1000使用時)※2
電源  リチウム一次電池(10年寿命)※3
外形寸法  外形寸法    (W) 82.5mm x (D) 24mm x (H)208mm
動作環境  -10~60℃ / 20~90%RH(結露なきこと)

※1 屋外環境下での目安です。使用環境によって異なります
※2 2線式または3線式に対応
※3 送信周期1分、周囲温度25℃、Pt100 (3線式)×2Ch

<価格> オープン価格

<発売日>  2025年12月下旬

以上


本件に関するお問い合わせ

【マスコミ】
セイコーインスツル株式会社 経営企画部 広報課
TEL043-211-1185

【お客様】
セイコーインスツル株式会社 WSN
お問合せフォーム: https://www.sii.co.jp/wsn/contact.html