地球温暖化防止

地球温暖化対策の考え方

2015年12月、パリ協定が採択され、2020年以降の地球温暖化対策に向けた世界的枠組みが決まり、すべての国が目標値を定めて取り組んでいくことが約束されました。地球温暖化問題の解決に、企業が果たすべき役割や責任はますます大きくなっているといえます。
SIIは、メーカーとして、ものづくりの現場での省エネ活動はもとより、SIIが提供する製品・サービスにいたるまで、全事業活動を通じて温室効果ガスの排出量削減に努めています。

CO2排出量の削減 2018年度の総括

2018年度の国内拠点におけるエネルギー起源CO2排出量は、目標の53,562トン-CO2に対し45,086トン-CO2となり、2018年度の目標、及び2020年度までの目標をも達成できました。また、前年度との比較では、約19%にあたる10,815トンの削減となりました。大きな要因は、2018年1月に半導体事業がSIIグループの連結対象から外れたことに伴い、CO2排出量も集計対象外となったためです。これを受け、中長期のCO2排出目標値についてはCO2排出算出量の精度を高めながら再設定する予定です。
省エネ活動としては、生産設備の効率的な運用やオフィススペースの有効活用といった継続的な取り組みの他、照明器具のLED化や設備更新にも努めました。 海外拠点における2018年度のエネルギー起源CO2排出量は、36,007トン-CO2で前年度比で3.8%の増加となりました。主な要因は生産増によるものです。排出量は増加しましたが、設備の効率的な運用、排熱の再利用など運用改善による省エネルギー活動に努めました。

2018年度の上期分(4月~9月)は集計に含めています。

国内拠点CO2排出量の推移
国内CO2排出量 45,086トンーCO2 前年度比 -19% 10,815 トンーCO2削減

<参考>1990年度CO2排出量:76,076トン-CO2 2005年度CO2排出量:72,425トン-CO2


海外拠点CO2排出量の推移
海外CO2排出量 36,007トンーCO2 前年度比 +3.8% 1,311トンーCO2増加

    ■凡例

  • SIH:Seiko Instruments (H.K.) Ltd.
  • SITS:精工電子技術(上海)有限公司
  • GSW:広州精工技術有限公司
  • INTECH:Instruments Technology (Johor) Sdn. Bhd
  • DSI:大連精工電子有限公司
  • SIS:Seiko Instruments Singapore Pte. Ltd.
  • SIT:Seiko Instruments (Thailand) Ltd. 

※2013年度の実績値にはSeiko Instruments (Thailand) Ltd. のデータは含まれていません。

■ Seiko Instruments(Thailand)Ltd.の2つの工場ではタイの工業省が主催するGreen Industry ProjectにおいてLevel 3 に認定されています。Green Industry Projectは、タイの工業省が「環境を配慮した工業発展を実現するため」に設けている制度で、各企業の環境活動に応じてLevel 1からLevel 5までのレベルで認定します。Seiko Instruments (Thailand) Ltd.が取得しているのはLevel 3「Green System」で、体系的な環境マネジメントを有していることが認められました。
Seiko Instruments(Thailand)Ltd.はSIIグループの海外拠点の中でCO2排出量が一番多い拠点であり、2010年よりエネルギーに特化したマネジメントシステムを構築しています。PDCAを回しながら、既存エネルギー設備の運用状況の点検や保全、計画的な空調設備の更新、インバータ付きコンプレッサーの導入、照明のLED化などを推進してきました。今後もこのマネジメントシステムの有効性を高めながらGreen Industry Projectにおいては高いレベルの認定を目指し、エネルギーの有効利用とCO2の削減に努めていきます。

認定書
省エネ推進担当者と認定書
認定書
事例:クリーンルームのLED化