リスクマネジメント

全社リスクマネジメントの取り組み

SIIでは代表取締役社長を委員長とするCSR委員会を中心として全社的なリスクマネジメントを推進しています。CSR委員会において、年度毎に潜在的なものを含めた各種リスクをあらかじめ集約し、管理するリスクを特定しています。リスクは影響度・発生頻度により評価し、当該リスク対策の進捗は四半期毎に確認しています。これらリスクのうち、年度の重要リスクについては、定期的に取締役会に報告しています。なお、2018年度はCSR委員会を6回開催しています。

事業上のリスクとなる状況等は、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を用いても管理され、定期的に経営会議体でモニタリングしています。

リスクのひとつである大規模災害の発生に備え、社員1人1人にヘルメットを貸与しています。また、交通遮断などから、一時的に帰宅が困難になることが予測されるため、水・食料、防寒シート、その他の防災備蓄を計画的に準備しています。

事業継続上のリスクマネジメント

SIIの製造拠点では、リスク発生時においても継続的な製品の供給を目指し、生産を中断させないリスクマネジメントを実施しています。
職場における作業改善から、設備投資を必要とする抜本的な改善まで、広範に取り組んでいます。

『10分ルール、2時間ルール』

SIIは、実際にリスクが懸念される事実の発生をグループの社員等が知った場合には、代表取締役社長に早期に伝達すること等を内容とする、危機発生時の報告ルール「10分ルール、2時間ルール」を定め、2003年から運用しています。
このルールは「経営に影響する可能性のあるリスクを、国内で発生した場合は10分以内に、海外で発生した場合は2時間以内に、SII代表取締役社長に伝達する」というものです。早期の報告を優先し、第一報の内容が不十分でも報告を歓迎することを宣言しています。

海外拠点における危機管理総合マニュアルの整備

海外拠点では2017年から危機管理総合マニュアルの作成に取り組んでいます。工場における化学物質による環境汚染のリスクをはじめ、会社で起こりうるリスクを想定し、未然防止策とリスクの最小化策を社内で共有することで、社員と会社資産の安全確保を目指しています。2018年度末までに4拠点で作成を終え、2019年度は東アジア・東南アジアの拠点で進める予定です。全社員への周知徹底を義務付けると同時に、2019年度からは他拠点同士のピア監査を通じて、内容を検証していく予定です。

この他、海外拠点では会社としてのルールを明確にし、規定化し、社員に周知することにより、コンプライアンス違反を未然に防ぐことを目指して、2017年より規定の整備を進めています。

ピア監査:同業種の他の拠点同士がお互いに監査を行う。